静岡県 焼津市のバイオマス研究業　燦有機研究所

昔の農家では、牛がお腹をこわすと炭を食べさせていました。

炭の吸着作用で、お腹の中で増えすぎた菌やバクテリアを減らしていたのです。

バイオ炭は何世紀にもわたり動物の飼料として使用されてきました。
一例として
西オーストラリアの農家、ダグ・パウは、飼料として糖蜜と混合したバイオ炭を使用を試みました。
同氏は、反芻動物においてはバイオ炭が消化を助け、メタン生成を減らすことができると考えたのです。
彼はまた、機械を使用せず、フンコロガシを使ってバイオ炭を注入した肥料を土壌に混ぜたのだそうです。
結果、糞便中の窒素と炭素は両方とも土壌表面に残るのではなく土壌に取り込まれ、亜酸化窒素と二酸化炭素の生成が減少したのだそうです。
窒素と炭素は土壌の肥沃度を高めます。農場でのこの試みは、この餌がアンガス交雑牛の生体重増加の改善につながったことを示しています。
この試みにより、Doug Pow は 2019年 西オーストラリア州ランドケア賞でオーストラリア政府農業土地管理イノベーション賞を受賞しました。
パウ氏の研究は、乳牛に対し臭いが軽減され、乳量が増加するという更なる結果につながったのだそうです。

弊社のバイオ炭、商品名「顆粒状炭」は下記の特徴があります。

• コーヒー・お茶粕等１００％食品由来の顆粒状の炭です。
• １０００℃以上で炭化するので高純度で吸着能力、遠赤外線効果が優れています。
• ミネラル分が豊富に含まれています。

顆粒状炭を家畜の飼料に混合して給与すると、

顆粒状炭の吸着作用で糞尿の臭気が大幅に減少します。

それは顆粒状炭の多孔性の働きで家畜の胃腸に溜まったガスを吸着したり、

顆粒状炭が水分を吸着する働きをするので、整腸剤として下痢等に効果を発揮する為です。

 

そのほかには

• 消化吸収をよくし育成期間が短縮できます。
• 消火器内の有用微生物が増え下痢を起しにくくなります。
• ミネラル分の補給作用で丈夫になり受胎率が向上します。
• 家畜の糞から発生する悪臭防止効果もあり、都市近郊部での養豚業者様からも喜ばれております。

一般的な使用方法は

飼料１ｔに対し顆粒状炭１袋２０ｌを混合して与えてください。

顆粒状炭は農林水産省への家畜飼料届出済み商品です。

詳しくはこちらへお問い合わせください

弊社の顆粒状炭は地中に埋設することによりバイオ炭としてJクレジットをはじめとする炭素クレジットに付与可能です。

バイオ炭は、炭素と炭素からなる軽量の黒色の残留物です。 バイオマスを熱分解した後に残る物質であり、木炭の一種です。
バイオ炭は、International Biochar Initiative によって、「酸素が制限された環境でバイオマスを熱化学変換して得られる固体材料」と定義されています。
バイオ炭は熱分解炭素が豊富に含まれる安定した固体であり、土壌中で何千年も存続することができます。
バイオ炭の耐火安定性は、熱分解炭素捕捉および貯蔵 (PyCCS)、またはバイオ炭の形での炭素隔離の概念につながります。
最小限の労力で炭素を隔離できる可能性があり、いま懸念されている気候変動を緩和する潜在的な手段となります。
更にバイオ炭には、酸性土壌の肥沃度を高め、農業の生産性を高める可能性があります。
主に土壌改良用途に使用され、土壌栄養素の利用可能性、土壌通気、土壌水ろ過を改善することが知られています。
そのほかの効果として土壌改良材、焼畑炭化、保水、飼料、コンクリート添加物が含まれますが、いずれにせよ
バイオ炭は環境に優しい土壌材料として活用されることとなります。
食品由来の安全な炭で健康土壌。
 ■炭のマイナスイオンの力により根の張りが断然良くなります。
 ■炭が養分をため込むので肥料の効きが良くなります。
 ■食品からつくられているので安全です。

　●炭化温度(900℃以上)が非常に高い。
　●未炭化分が4%以下と少なく高純度です。
　●細孔面積、導電性、遠赤外線効果が良好です。
　●粒子が硬く土中で泥状になりません。
　●アンモニア濃度障害の防止。
　●肥料分の吸着、放出による肥効の維持。
　●微細孔が有用微生物の繁殖に適します。
　●吸熱保温性が良いため土壌温度が上昇します。
　●土壌の柔軟性を長期間保ち根張りが良好になります。
　●珈琲木酢液の作用により有用微生物が増加土壌病害を抑止します。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

◆ 使用方法
 土に混ぜて下さい 有機肥料との混用が効果的です。

 顆粒状炭は有害物に対して厳しい検査を行っています。
 原料に重金属やヒ素等が含まれたものはいくら炭化しても有害物質が炭に残ります。
 燦有機の顆粒状炭は食品が原料ですので身体に有害な物質は含まれず安全です。

養豚情報という雑誌に掲載された時の記事です。 都市近郊部の養豚業者様は臭気に対策が施されたということです。

マスコミ 弊社の製品が地元ニュースで紹介された時の動画です。 顆粒状炭の前身「コーヒー炭」が取り上げられています。 パーソナリティは膳場アナウンサーです。 初々しいですね。